第50回アルゼンチン共和国杯(Ｇ?)
◆登録馬◆
アースシンボル
イケドラゴン
オウケンサクラ
オウケンブルースリ
オーシャンブルー
ギュスターヴクライ
キングトップガン
セイカアレグロ
トウカイトリック
トウカイパラダイス
ビートブラック
フォゲッタブル
マイネルキッツ
マイネルマーク
ミッキーペトラ
ムスカテール
メーヴェ
ユニバーサルバンク
ルルーシュ
★見どころ★
秋のＧ?も中休み。今週末の東京競馬場のメインレースには、
長距離ハンデ重賞のアルゼンチン共和国杯が行われる。08年の勝ち馬スクリーンヒーローがここを勝った勢いで次走のジャパンＣも制するなど、
今後に向けても重要な一戦だ。
注目は前走・京都大賞典組。ここからは２着のオウケンブルースリ、３着のギュスターヴクライらが出走を予定している。
今年７歳になったオウケンブルースリは、春２戦のダイヤモンドＳ、そして阪神大賞典と２ケタ着順に終わり能力の減退が囁かれていたが、
秋初戦となった前走で渋太く伸びて久々の好走となった。
このレースは昨年１番人気で２着。例年この時期は好走が多く、
叩いてさらなる上積みが見込めれば３年ぶりの勝利も決して不可能ではないだろう。
ギュスターヴクライは春の阪神大賞典でオルフェーヴルを撃破し重賞初勝利。天皇賞(春)でも５着に好走し秋の飛躍が期待されたが、
前走は伏兵に勝利を譲る案外な結果に終わった。ただ、休み明けで差し馬有利の展開だったことを考えれば酌量の余地はある。
再びＧ?の舞台に立つためにも、ここはぜひとも勝っておきたいレースだ。
オールカマーで１番人気に推されながら４着に敗れたルルーシュ。その前走は重馬場の影響もあっただろうが、
追い出されてからが案外。古馬になってからこれが初めての重賞出走だったことを考えればやや人気先行だった面もあるか。
ただ今回は得意の東京コース。素材はここでも十分にやれるものを持っており、慣れが見込めれば好走以上も可能なはずだ。
注意したいのが条件戦を勝ち上がってきた組だ。
上記したスクリーンヒーローなどが経由した準オープンのオクトーバーＳからは勝ち馬のムスカテールが参戦予定。
前々走は格上挑戦の新潟記念で小差の５着に入り、前走では上がり３ハロン32秒９の脚で完勝。早くから将来を嘱望された好素材だ。
同じく準オープンの大原Ｓを制したオーシャンブルーも、
今年２月にはギュスターヴクライと僅差の勝負を繰り広げるなど高いレベルでのレースを重ね力を付けてきた。こちらは初めての重賞挑戦となる。
その他、古豪マイネルキッツや良血フォゲッタブル、
オールカマー３着のユニバーサルバンクなども上位進出を狙って出走を予定している。
11月4日
東京競馬場
